先日初めてフェリー(さんふらわあ)に乗って一晩過ごしました。
筆者は自家用車で普段から酔っているような人間なのですが、こんな人間でもフェリーには乗れるのか?どのぐらい酔ってしまうのか…体験談を残したいと思います。
はじめに
結果から申しますと、わたしはしっかり酔いました‥。
しかし、乗船中ずっと酔っていたわけではありませんし、もし次また乗ることがあればこうする!と次に活かせると思うこともありました!
あくまで個人的な意見ですが、船酔いについて不安がある方の参考になれば幸いです。
パンフレットには、以下のような記載もあります。
全長199.7mの大きな船で揺れが少ない構造になっております。気象・海象状況によっては揺れることもございますので、心配なときは酔い止めをご用意ください。
さんふらわあ 夕方便船旅Q &Aより
3月は揺れやすい?
船内で乗組員の方に伺ったお話しでは、3月は低気圧の影響で船が揺れやすいとのことでした。
実際に出航前に船長さんからの案内では、『出航してすぐは低気圧の影響で揺れやすい、ただしゆくゆくはおさまると思われる。出航には問題ないと判断したため、時間通り出ます云々‥』といったような船内アナウンスがありました。
船内の乗組員の方々は「昨日は大丈夫でしたか?」と話しかけてくださったり、優しく案内をしてくださり、安心でした!
さんふらわあ内で体感した揺れ方とは
この日は夕方19:45に出航してすぐに揺れ始めました。
文字で伝えるなら、大きくグーッと沈み、グーッと上がる。
そしてすぐにまた大きくグーッと沈み、グーッと上がる。
立ってはいられるが、油断すると「おっとっと」といった感じです。
ちなみに、食事をしようとしていたタイミングでしたが、揺れ始めてすぐに気持ち悪くなってしまい、ほとんど食べられませんでした。
食事は出航前に済ませておくのがおすすめです。
乗船してから出航まで、出航準備のために少し時間がありました!
気持ち悪くなってしまったら
船内の至るところにテイクフリーの嘔吐袋が用意してありました。
お手洗いには、手前に嘔吐用のスペース(流しも)がありました。
事前にざっくりと船内を把握しておくのがおすすめです。
我が家の船酔いの乗り越え方
普段車酔いもしないムスメでさえ船酔いしてしまい‥。
お部屋をとっていたので、すぐに布団を敷いて横になりました。
この際、どれが敷布団でどれが掛け布団かなんて関係ない!
横になると、揺れは感じるものの、気持ち悪さは和らいできました。
ただし、起き上がると気持ちが悪くなるため、起き上がれない。
歯磨きも化粧落としも諦めて、この日はこのまま就寝しました。
ご飯に加えて就寝準備を済ませておくのが安心かも‥。個人的に船内では時間が過ぎるのが早く感じることが救いでした。
ひどく船酔いをしなかったパパさんは、このあと船に揺られながらお部屋でシャワーを浴びたのが面白かったらしい。
そんなこんなで朝を迎えると‥
大きな揺れはおさまり、慣れもあってか?船内で普通に歩いて過ごすことができたのでした‥。
酔い止めグッズたち
このタイミングでの紹介は説得力が薄れてしまいそうですが‥(笑)
何年も愛用している酔い止めバンド
酔いに効く手首のツボを押し続けてくれるもの。
飛行機や自家用車の酔い防止に、普段からよく使っています。
お店ではあまり見かけないのでAmazonで購入しましたが、なんとさんふらわあの船内のお土産屋さんでも販売されていました。(色は違います)
酔い止めドロップ
こちらはさんふらわあ船内で購入したもの。
ドロップが口の中にあるだけで気が紛れてありがたかったです。
時間が経てば揺れはおさまった
横になりそのまま朝を迎えました。
幸い、次の日は普通に食事ができたり、大浴場に行ったり、お土産を買ったりと楽しく過ごすことができました。
今回は朝夕のバイキングチケットを買いましたが、わたしはあまり食べられなかったです。
お昼ごろには少しお腹も空いてきて、お土産屋さんで売っていたセイコーマートのカップ麺を食べたのでした。
反省会、まとめ
- 食事、就寝準備を済ませてから乗船すると安心
- 乗船したら、船内をざっくり把握する(トイレの場所など)
- なるべく早く、いつでも横になれる準備をしておく
- 酔ってから酔い止めグッズを買いに行くのはしんどいので、事前に準備しておく
酔ってしまったら、横になれば勝ちです。
横になるための準備をしていれば怖くないということがわかりました。
だがしかし楽しかった
楽しめたのは半分くらいの時間ですが、この旅行感がなんともクセになりそうです。
船の外に出て風を切る感じもたのしかったし、海を移動しながら、それを眺めながら入るお風呂もたのしかった。
船酔いも含めてよい人生経験になりました〜。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!